子どもの頃の料理の思い出って、実はあんまりないんですよ。よく、小学校の調理実習が楽しかったとか、中学生の時に友達と一緒にケーキを作ったとか聞きますけど、私は特に何かしたってことはなったですね。でも、20歳を過ぎた頃から社会に出て、いろんなものを知るようになってから、日本のさまざまな地方の郷土料理や外国の珍しい料理などに触れて、「どんなものなんだろう?」と俄然興味が湧いたんです。それをちょっと試してみたいなと好奇心が芽生えました。隠れていたとはいえ、もともと食に対する好奇心が普通の人よりは高かったんでしょうね。
私にとって「料理をすること」は気分転換だったり、ストレス発散だったりします。それは、私がレシピ通りに材料を量ったり、レシピと同じ食材をそろえたりはせずに、あるもので適当に作るから。だってレシピ通りに作っても、素材や調味料、火力などによっても出来上がりには違いが出るもの。それならいっそ、レシピはあくまで参考にして、適当に!と。そうすると、どうやら創造力を司る右脳が働くので、リラックス効果が現れて気分転換になるようです。そのせいか、ストレスが溜まっている時は、一日中台所にいたこともあります。ふと思い付いて深夜に作り始めたこともあります。特に煮物は一度冷ますと味を含んで美味しくなるので、深夜調理は悪くないですよ。
料理にお酒を合わせることも楽しみの一つ。夏ならビールや白ワイン、冬なら焼酎に赤ワインなどに合わせてつまみを作っています。お酒や料理の材料が余ったら、それを使って新たな料理を作るのも得意技。残っているもので何が出来るか考えるのも、右脳を使う楽しい作業です。料理は楽しく作る、材料は使い切るというのがモットーなので、自然にロハス的な暮らしをしているのかもしれないですね。
楽しさ追求で、エスニック料理を気の向くままに!をモットーにして作ってきました。が、最近母にきちんとした和食を習っています。それ以来、郷土食がマイブーム!