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◇宮岡友美の巻気になる料理はとことん追及。あまりの一品集中攻勢に、家族から苦情がでることも!
私は小学生の頃から、食べること、作ることに執着がありました。学校で調理実習をしたら、家でもそれを作るんです。例えば目玉焼き。黄身が崩れないのは当然ですが、好みの半熟具合に焼き上げられるまで、何度も何度も作っていました。私って、いい加減なものでは妥協できない性格で、余りにしつこく作るので、「もういい!」と、家族から苦情が出るほどでした。
高校で洋菓子の作り方を習い始めた頃、家でスポンジケーキを焼こうと思い、アルバイト先のパティシェから作り方を教わり、本もしっかり読んで、自信満々でチャレンジしたことがあります。 私が色んなものに凝っている時、父も母も、口では「またか」とか「いい加減にしなさい」などと言うのですが、今から考えれば、失敗作でもちゃんと食べてくれました。それどころか、上手くできたものは職場に持っていって、お茶の時間に同僚に「これ娘が焼いたのよ、美味しいから食べて」といって薦めてくれたりしたそうです。コレってやっぱり親ばかですよね。 実家から独立して、イタリアンレストランに勤めていた頃にシェフが、「アイツの作るまかないご飯は愛情がこもっているから旨いけど、××さんのは愛情がこもってないから旨くない。料理は愛情を込めて作らなきゃ美味しくならないんだ」と言っていました。でも、その時はピンと来なかったんです。なぜならその頃の私は、凝って作るのは、自分自身が納得のいく美味しいものを食べたいからだと思っていましたから。でも先日、帰省した時に私の作った料理を、「美味しい、美味しい」と喜んで食べてくれる家族の顔を見ていて、「ああ、この笑顔が見たいから、あそこまでできるんだな」って思いました。私にとって美味しいものの追求って、家族でも、お客さんでも、相手に対する愛情があるからこそできるんですよね。これからも、美味しい!の笑顔が見たいから、料理に愛情を込めて作り続けていきたいですね。 |
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