平成不況のあおりを受けてか、最近は、家飲みがブームです。「家飲み」は、自宅で一杯飲むことで、その他にも、「おうち鍋」や「おうちカクテル」、「おうちカフェ」が流行っているようです。こうなってくると、それに対応するためには数多くのレシピを知っていなくてはなりません。
　今回は家飲みがテーマなので、すぐに作れる居酒屋的メニューを考えてみました。今すぐ食べたいとか、乾杯に間に合わせたいなど、急な注文に応えるためのとりあえずの一品なので、覚えておくと便利です。
　私は家でパパッと作るために普段から色んな工夫を施しています。調味料をあらかじめ合わせて置いているのもそのひとつ。砂糖１、しょうゆ１、みりん１を合わせておくと、当日は鶏やぶりを焼いて絡ませるだけでOK。手早く鶏やぶりの照り焼きができるのです。また、そのタレにおろししょうがを加えると、しょうが焼きのタレとしても使えます。 　　ねぎを切って冷凍しておくのもとりあえずの一品に備えるため。それと大葉やみょうがを刻んで濡れたペーパーに包み、冷蔵庫で保存すると、1週間ぐらいは保つはずです。
　作り手としては固定観念を持たずに何でも使ってみることが肝心。油を敷かずにコンビーフを焼いても美味ですし、のりの佃煮をアボガドにのせてもいいでしょう。昆布を刻んでサラダに使うと、和風サラダができあがります。みなさんもこんなふうに自由にとりあえずの一品を考えてみてください。

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