野菜たっぷり!ヘルシーのすすめコラム
vol.14
2010年5月20日
現代人は野菜不足だと言われています。野菜の摂取量は一日350gが目標とされているのですが、実際には290gほどしか摂れていないのが現状のようです。その上、昨今は外食機会も増えているため、人によっては全く野菜を摂っていない日もあるくらい。そうなってしまえば、身体に支障をきたす恐れすらあります。
野菜不足に陥ってしまうと、生活習慣病やカゼにかかりやすくなるばかりか、イライラしたり、肌が荒れたり、疲労しやすくなるなど、色んな所に支障をきたすもの。そのようにならないためにいつもの料理に野菜を多用してヘルシーな食生活を試みてはいかがでしょう。
今回のレシピは、いつもの惣菜にトマトやアスパラガス、ゴーヤ、にんじんを用いて少し違った味わいに仕上げました。いつも食していたおなじみのものに変化がつき、美味しく味わってもらえると思います。
ちなみにトマトはβカロチン、ビタミンC・P・11、セレン、クエン酸、リコピンなどを含み、健康にいい食材として持て囃されています。俗にトマトが赤くなると、医者が青くなると言われるぐらいヘルシーな食材です。また、アスパラガスはビタミンA・C・B1・B2・Eなどを含んでいます。中でもアルギン酸は新陳代謝を促し、たんぱく質を合成する力を高めてくれ、疲労回復にも役立つと言われるほど。それに沖縄食材として有名なゴーヤは、特有の苦みを持ち、その成分であるモモルデシチンやチャランチンには食欲増進作用のほか、血糖値を下げる効果もあるらしいのです。
サラダに代表される生野菜より、むしろ蒸したり煮たりすることで、野菜の栄養がたくさん摂取できるはず。夕食の時にはできるだけ野菜を多用し、ヘルシーな一品を作ってみてください。