ひとつの食材アレンジ特集
玉ねぎ
定番食材から余りがちな食材まで、アレンジ方法を伝授!
vol.15
2010年4月13日
家で常備している野菜で、筆頭にあげられる「玉ねぎ」。料理では、脇役になることも多いようですが、使い方次第では主役級になることもあるのです。さて、今回はどんなレシピがでてくるでしょう!?
玉ねぎのパン粉焼き〜バターしょうゆ風味〜
玉ねぎが持つ甘さに、バターしょうゆの香ばしさや、マヨネーズのコクとかすかな酸味が加わり、食欲をそそル一品に。玉ねぎを輪切りにすれば、あとは電子レンジとオーブントースターに入れるだけなので、もう一品ほしい時や、遅い食事の時にお助けメニューになります。
玉ねぎと春菊のナムル
玉ねぎと春菊は、どちらもごま油と相性がよく、食すとかすかに感じる苦みが口内をさっぱりとさせてくれます。長ねぎを軽く揚げて加えたので、長ねぎ特有の香りと甘味、旨みが加わり、印象に残る味わいになりました。
ささみチーズの玉ねぎサンドフライ
アツアツで、サクッとした衣をかじれば玉ねぎの香りと、甘さが口内に広がります。ささみとクリームチーズは好相性。あっさりした下味は玉ねぎの個性を邪魔することなく、味に深みを与えてくれます。甘味の強い新玉ねぎはもちろん、いつもの玉ねぎでも美味しくできます。
玉ねぎの濃厚ポタージュ ベーコン風味
じっくり炒めた玉ねぎの甘みに、ベーコンの旨み、生クリームのコクがプラスされ、オニオングラタンスープより深い味わいに。あらかじめ作っておけば、休みの日のブランチや、夜食にも使えます。
玉ねぎとひじきのさっぱり梅塩焼そば
梅の酸味と塩味で食べる焼きそばは、炒めた玉ねぎの甘さに梅の爽やかさがよく合います。ひじきも梅と相性がよく、しかも鉄分や食物繊維などの栄養素をプラスできます。飲んだ後の小腹解消にも、塩味を強めにすれば酒のお供にも使えます。
たっぷり玉ねぎの味噌焼ききんちゃく
味噌をつけてこんがりと焼かれたきんちゃくには、ごま油で風味を付けた玉ねぎがたっぷりと詰め込まれています。香ばしい味噌の香りは食欲をそそり、ついつい後を引く美味しさです。玉ねぎはあらかじめ電子レンジでしんなりさせているので詰めやすく、きんちゃくを焼く時間も短縮できます。
シャキシャキ玉ねぎちらし
玉ねぎの食感が象徴的な一品は、材料を切って混ぜるだけの簡単ちらし寿司。食卓に出すと、ライスサラダとしてもあっさり食せます。合わせ酢に使ったバルサミコ酢が味わいにコクを加え、オリーブ油がフルーティーな香りを添えており、おもてなしやパーティーの一品として場を盛り上げること請け合いです。
まるごと玉ねぎオムレツ
皿にまるごと載った玉ねぎは、切ればビックリ、中はオムレツという、インパクトの大きなもの。中の卵は蒸し焼き状態なので、やわらか。卵に火が通ってくるとムクムクと盛り上がってくるのも楽しく、一緒に調理すると、子供も大喜び。
玉ねぎと豚肉の重ね蒸し
蒸すことで甘みが増した玉ねぎが、ピリッとしたキムチの辛味を和らげてくれます。ジューシーな豚肉とたっぷりの玉ねぎを食す一皿は、おかずに最適。豚肉とキムチの旨みを吸い込んだ玉ねぎは、蒸したことでかさも減り、一人1個はペロリと食べられるほど。疲労回復にぴったりのメニューなので、疲れやすい時にはオススメです。
玉ねぎの佃煮 あっさりしょうが風味
ありそうでなかった玉ねぎの佃煮は、甘辛い味がごはんによく合って、これだけでも箸が進むほど。しょうがを加えてあるので爽やかさがあり、塩分が抑えられて薄味の佃煮になっています。玉ねぎがたくさんある時に作り置きすると、朝食にも夕食にもお弁当にも使えます。時には卵でとじて和風オムレツにするのもいいでしょう。
まるごと新玉ねぎのイタリア風ファルシ
丸いままの玉ねぎに、旨みたっぷりの挽き肉を詰めたファルシです。ほどよい酸味のトマトソースが、新玉ねぎの甘味にマッチします。その上、たっぷりと利かせた黒こしょうが、味をグッと引き締めています。時間がある時には、ブイヨンを足して煮込めばトロトロの仕上がりに。一晩おけば味が一層馴染み、より美味しく食せます。
新玉ねぎとアボカドのチーズディップ
濃厚なアボカドの味に、クリームチーズが奥行きと爽やかさを添えます。新玉ねぎの甘みと食感がプラスされた酒が進む一品です。辛みが少なく生食向きの新玉ねぎを、隠し味のレモンとはちみつが引き立てています。気軽な集まりやホームパーティーのスターターにぴったりです。
セビーチェ〜玉ねぎと魚介のマリネサラダ〜
南米で食されている、柑橘系の風味が爽やかなサラダで、切って混ぜるだけのシンプルなものです。赤唐辛子のピリッとした刺激が食欲をかきたててくれます。レモンだけでなくライムの果汁を加えているので、酸味や香りも奥行きのある仕上がりです。グリーンサラダと合わせて休日のブランチに、またガラス皿に盛り付けてパーティーのオードブルにと、色んなシーンで活躍してくれそうです。
丸ごと玉ねぎのグリル〜アンチョビバターソース〜
ホイルの中でじっくり蒸し焼きにされて甘くなった玉ねぎに、にんにくとアンチョンビの香ばしいソースを加えました。まるごとの玉ねぎを豪快にホイル包みで焼いてあるのに、玉ねぎの甘味と繊細さがうまくマッチ。そのギャップが楽しい一皿です。
厚切り玉ねぎのハンバーグのせステーキ オニオンとクレソンのサラダ添え
ハンバーグの肉汁をたっぷり吸い込み、こんがりと焼きあがった厚切りの玉ねぎと、ふわっとした口当たりのハンバーグは好相性。甘みの強い新玉ねぎで作ればその美味しさもひとしおです。つけ合わせのクレソンとスライスオニオンのサラダは、さっぱりとしていて、口直しにぴったりです。夕食の一品や、おもてなしのメニューとしても使えます。
オニオンとスモークサーモンのオードブル
オニオンとスモークサーモンは相性抜群。簡単に素早くできる冷たいオードブルは、急な来客やとりあえずの一品にぴったりです。あらかじめ作って冷蔵庫に入れておけるので、パーティーの際にも重宝します。オシャレっぽく仕上げたマヨネーズソースは、ポリ袋を利用した手軽さです。
玉ねぎたっぷりリゾット風
玉ねぎの甘さとまろやかなチーズがマッチした一品です。トマトの酸味があっさりとしていて、チーズとにんにくがコクを添えるリゾットに。バターとにんにくがほんのりと香り食欲をそそります。炊いたご飯を使っているので手早くさっと作れます。締めの一品や、夜食、ブランチにも最適です。
玉ねぎピクルス
ピリリと辛いピクルスは、ビールとの相性抜群です。サッと湯に通してピクルス液に漬けただけなので、玉ねぎのシャキシャキ感と歯応えも楽しめます。レタスやグリーンサラダに載せてドレッシングとあえれば酸味のあるサラダに。また箸休めとしてカレーに添えてもいいでしょう。保存容器に入れると、冷蔵庫で数日は保存が可能です。
ふわふわ あめいろオニオンスフレ
見た目が可愛く、フワフワと仕上がっている塩味のスフレです。一般的なスフレはすぐにしぼんでしまうのですが、これはしぼまないのも嬉しいポイント。挽き肉を少量加えてボリュームを増して作ると、小腹が空いた時のおやつや、食事の前菜にも使えます。
玉ねぎしりしり
沖縄の食堂や、家庭で定番の、「にんじんしりしり」をアレンジしました。従来は千切り器具ですりおろしたにんじんをサッと炒めたものなのですが、今回は玉ねぎで代用。アクセントにベーコンを使っていますが、スパム(缶詰ハム)を使うと、より沖縄っぽく仕上がります。ちなみに、「しりしり」とは沖縄で「すりおろす」の意味です。
玉ねぎたっぷりハンバーグ〜玉ねぎソース添え
大きな玉ねぎを輪切りにして、たっぷり玉ねぎが入ったハンバーグを詰め込み、ソースにも玉ねぎをふんだんに使うと、まさに玉ねぎづくしです。ハンバーグの中の少し歯応えの残った玉ねぎと、じっくりとあめ色になるまで炒めた玉ねぎの対比が味わえます。大人も子どもも楽しめる一皿です。
玉ねぎとベーコンのミルフィユ天ぷら
玉ねぎの天ぷらは、輪切りのまま衣をつけて揚げたり、細切りにしてバラバラにほぐしてかき揚げにしたりするのが定番です。ところが玉ねぎの間にベーコンを挟んで揚げることで、味と香りにグッと深みが増すもの。手軽にできるので、もう一品ほしい時や、急な来客の時に便利です。