ひとつの食材アレンジ特集
牛肉
定番食材から余りがちな食材まで、アレンジ方法を伝授!
vol.51
2017年4月3日
赤身肉や熟成肉など牛肉にも流行があります。近頃ではアメリカで人気のステーキ店が日本にも上陸し、そのボリュームと豪快さが話題になっています。そんな身近な食材でもある牛肉を、今回はお酒のおつまみにアレンジしています。
トルティーヤのパイ包み焼き風
エスニックな雰囲気を醸し出すクミンを加えた牛ひき肉ととろ〜りとしたチーズの組み合わせのミートパイです。パイ生地を使わずに、メキシコ料理でおなじみのトルティーヤを使っているので、ボリューム満点。ギリシアヨーグルトを添えると、また違った味わいを楽しめます。
牛肉の柳川風〜ごぼうの香り〜
どじょうとごぼうを煮て卵でとじた料理を柳川鍋といいます。今回はどじょうではなく、牛肉の切り落としとごぼうをいっしょに煮て卵でとじました。旨みのある牛肉と風味豊かなごぼうを煮るのでだしがいらず、調味料が揃っていればすぐに作ることができます。
牛肉のキャベツロール 柚子味噌ソースかけ
脂肪の少ない赤身の牛肉の薄切りを使います。牛肉には甘みを引き出すために蒸し焼きにしたキャベツをたっぷりと巻いています。キャベツは加熱することで、カサが減るのでたっぷりと食べることができ、ボリュームがあるのにヘルシーな一品に仕上がります。
洋風卵とじ
卵とじといえば和食をイメージしますが、これはコンソメの素とトマトを加えて作る洋風の卵とじです。しっかりとした旨みのある牛ひき肉を炒め、甘みのある玉ねぎを加えます。トマトからも水分が出るので、スープにもなります。
牛ロースの焼肉風串焼き
豪華に見える牛肉の串焼きの作り方はとても簡単。薄切り肉を串に巻きつけて作るので、包丁を使わずに作ることができます。これなら料理が苦手な人や子供といっしょに作る時にもバッチリ。にんにくやしょうがの利いたタレに漬け込んだ串焼きは、ビールとの相性が抜群です。
甘辛牛肉の玉子包み和風あんかけ
切り落とし肉が余った時に使えるメニュー。甘辛く味付けした牛肉は2〜3日冷蔵庫で保存できるので、うどんに載せたり、そのままおつまみとして食べたりもできます。今回はふんわりと焼いた玉子で包み、和風あんをかけました。濃いめの味付けなのでお酒とよく合います。
牛レバーのエスニックサラダ
牛レバーを使った野菜たっぷりのサラダです。特有のにおいが気になる牛レバーですが、下味をしっかり揉み込んでから衣をつけて多めの油で焼くので、香ばしく仕上がり、クセは和らぎます。しょうゆベースの和風ドレッシングでさっぱりと食せる一品です。
たっぷりパセリ入りのミートボール
爽やかな香りのパセリと牛ひき肉、生のみじん切りの玉ねぎをよく混ぜ合わせてミートボールを作ります。味付けは塩、こしょうのみのシンプルなものなので、どんなお酒と合わせてもピッタリなおつまみになります。好みでレモンを搾ったり、ケチャップを付けて食してください。
ビーフハンバーグ〜パイナップルソース添え〜
牛肉100%の濃厚な旨みのハンバーグをフィンガーフードにアレンジしました。肉との相性がいいパイナップルを使ったソースは、酸味と甘さのバランスが絶妙です。おなじみのハンバーグですが、一口サイズにして盛り付けを工夫することで、印象がガラリと変わります。
牛ひき肉とキャベツのパスタサラダ〜マスタードの香りで〜
牛ひき肉の余分な脂を取り除いたパスタサラダは、牛肉の旨みがしっかりと味わえます。余分な脂がほとんどないので冷めても食べやすく、ホームパーティの前菜などに最適。牛肉といっしょに炒めた千切りのキャベツは、ほんのりと牛肉の香りがしてシャキシャキとした食感です。
懐かしのミートオムレツ
昔ながらのミートオムレツです。牛ひき肉を炒める際の油は使わず、牛ひき肉自体の脂で炒めています。野菜類は薄切りにして炒め蒸しにすることで、下ゆでなどの下処理の手間が省けて時短調理になります。オムレツにケチャップを添えるので、下味は控えめにしています。
おつまみ!ビーフスティック
牛薄切り肉に青ねぎを巻き、細長いスティック状にしてフライにしました。中に入れた青ねぎに数ヵ所の切り込みを入れているので、簡単に歯で噛み切ることができます。一口かじると、牛肉に包まれた青ねぎの香りが広がります。好みでレモンを搾って食してください。
牛肉の白ワイン煮
牛肉といえば赤ワイン煮をイメージしますが、今回は白ワインをたっぷり使ったあっさりとした一品です。白ワインとタイムに一晩漬け込み、あとはじっくりと弱火でコトコト煮込むだけ。タイムの爽やかな風味と白ワインの適度な酸味がアクセントになっています。
水なしシンプル牛丼
玉ねぎをじっくりと加熱することで、甘さと旨みを十分に引き出しました。玉ねぎの水分だけで作っているので、コクのある牛丼に仕上がっています。油は牛脂を使用しているので、牛肉の香りも広がり、いつもの牛丼とは違った豊かな風味が楽しめます。
炙り牛肉とクレソンのサラダ〜柚子こしょうとろろがけ〜
牛肉はサッと焼いただけのシンプルな調理法なので、牛肉そのものをしっかりと味わうことができます。やや脂を多く含む牛薄切り肉を使った方が、この料理にはよく合います。クレソンのほろ苦い風味と柚子こしょう入りの香りのよいとろろの組み合わせは、牛肉との相性が抜群です。
牛すじ肉とこんにゃくの土手煮
牛すじ肉を使った定番の一品です。牛すじ肉は肉厚で良質なものを選びましょう。下ゆでをしたら煮汁でじっくりと時間をかけて煮ます。時間はかかりますが、煮るだけなのでとても簡単。たくさん作っておけば、おつまみやご飯のおかずとして役立ちます。
霜降り牛の奉書巻き ごまポンラー油ダレ添え
牛肉の旨みをダイレクトに味わえるので、良質な脂を含む和牛を使って作るのがオススメです。サッと熱湯でゆでた牛肉は熱が入りすぎないように、すぐに氷水で冷ますのがポイント。見た目が美しいので、おもてなし料理の前菜としても使えます。
牛肉と里芋の芋煮風
山形県で古くから愛されている郷土料理の芋煮鍋。これは大きな鍋で作って食べるものですが、今回は少量でも作りやすいようにアレンジしました。牛肉の脂が染み出ただしを吸った里芋やその他の野菜は甘みがあり、とても食べやすく仕上がっています。
塩レモンマリネステーキ
やや堅いけれど、安い牛もも肉を使ったステーキです。牛もも肉を塩レモンとオリーブ油に数時間から一晩漬け込むだけで、しっとりと柔らかく仕上がります。ポイントは、ポリ袋に調味料と牛もも肉を入れてよく揉み込むこと。塩レモンのほろ苦い味わいもアクセントになっています。
牛肉と豆もやしの中華風炒め
牛肉の切り落としに下味を付け、シャキシャキとした食感の豆もやしと炒めました。豆板醤とオイスターソースで作る合わせダレで調味するだけなので、とても簡単です。野菜は豆もやし以外に、キャベツやピーマン、冷蔵庫に残っている野菜を入れてもいいでしょう。
牛肉と大根すり流しの中華風煮
おろした大根の食感と牛肉の旨みがシンプルに楽しめる一品です。大根は根の方を使って皮のままおろします。そうすることで大根の辛みを活かすことができ、インパクトのある味わいになります。食べ進むうちに大根の優しい甘さと牛肉の旨みが口いっぱいに広がります。
薄切り牛肉、ポテト&ブルーチーズ巻き焼き
牛肉の中には酸味のある滑らかなマッシュポテトとクセのあるブルーチーズを巻きました。香ばしく焼いた牛肉ととろりとした食感のポテトのコントラストが楽しい一品です。濃厚なブルーチーズの香りは赤ワイン、白ワインのどちらとも相性がいいです。