ひとつの食材アレンジ特集
セロリ
定番食材から余りがちな食材まで、アレンジ方法を伝授!
vol.36
2014年3月28日
セロリは、サラダやミネストローネ以外の使い道は?と聞かれると少々首をひねってしまいませんか。今回は、今までにないセロリをメインに使った料理から、ちょっと残ってしまったセロリの使い切りまで、セロリをとことん使い尽くした料理を紹介します。
セロリと牛肉のオイスターソース炒め
匂いの強いセロリも、牛肉といっしょにオイスターソース炒めにすると、意外にも匂いが気になりません。ざっくりと大きめに切ったセロリのシャキシャキした歯応えと、焼き肉用のカルビの厚みのある存在感は、日常やおもてなしのメインにピッタリ。冷めても美味しく食せるので、お弁当にもオススメです。
セロリのきんぴら
匂いもほとんど気にならなくなります。甘辛いしょうゆ味は、酒の肴にも、ご飯のおかずにもピッタリ。作り置きがきく常備菜です。
鶏肉のセロリ漬け焼き
すりおろしたセロリに鶏肉を漬けると、肉質が柔らかくなり、臭みも取れてさっぱりとした味わいに。上からかけるタレの中に入れたセロリのシャキシャキ感と、柔らかな鶏肉の歯応えが対比して味わいを深めてくれます。気の置けない友人との家呑みなどにピッタリです。
セロリのごまみそ風味ふりかけ
セロリは炒めることで特有の匂いがほとんど飛んでしまいます。そこに芳ばしいごまみそダレを絡めているのがこのふりかけ。苦手な人でも食べやすい風味になっています。香ばしく炒ったあみえびの香りと歯応えがアクセントになって、食べ飽きません。
セロリのベーコン巻きトマト煮
スープにセロリや野菜の味が染み出し、ベーコンが旨みを補ってくれます。あっさりしているのに意外にもコクのある一品に。火を通したセロリの香りは、生の時よりも柔らかく、苦手な人でも食べやすくなっています。夜遅い食事や、胃の疲れた休日のブランチなどにオススメです。
セロリの葉佃煮
捨ててしまうことの多いセロリの葉は、実は茎よりも香りや栄養が豊富。佃煮にすれば、沢山の葉も嵩(かさ)が減って食べやすくなります。葉だけでなく、茎も少し加えれば、違った食感も楽しめて、ご飯が進むでしょう。
セロリ鶏団子蒸し
大きく切ったセロリに挟まれた鶏団子にも、細かく刻んだセロリの葉や細い茎が入っています。アツアツの出来立てを、鶏から出た滋味あるスープと食せば、柔らかくなったセロリのスパイシーな香りが口内いっぱいに広がります。家でゆっくり飲みたい時にピッタリの一品です。
じゃこセロリ
シャキシャキとしたセロリと、油で芳ばしく炒ったちりめんじゃこのカリカリとした食感が対比された一品。ちりめんじゃこの塩気、しょうゆの香り、セロリとちりめんじゃこの苦みと、様々な食感、味、香りが混然一体となったシンプルなのに味わいの深いおつまみです。
セロリ入り鶏団子のトマトスープ煮込み
鶏団子の中のみじん切りのセロリと、柔らかく煮た大きく切った茎、トマトベースのスープでさっと火を通した葉が入り、セロリの旨みが味わえる一品です。野菜の旨みが溶け込んだスープがじんわりと身体を温めるはず。気の置けない友人との家呑みや、休日のブランチにピッタリです。
セロリとひじきの中華風和え物
サラダにすることが多いセロリにひと手間加え、シャキシャキとした食感も楽しめるお惣菜に。ほんのりとした酸味にオイスターソースの旨みが相まって、ついつい手が出る美味しさです。ゆっくりしたい時の家呑みや、女子会に使えそうな一品です。
セロリと挽き肉の香味炒め
香りが強いセロリですが、他の香味野菜といっしょに炒めることで香りにも味にも奥行きが出ます。一口含むと爽やかな香りが口内に広がり美味に。シンプルな味付けながら深みがあり、酒やごはんが進みます。日々の一品として、また、おもてなしの一品としても使えます。
セロリの酢しょうゆ漬け
セロリの強い香りが、意外にも酢じょうゆやごま油香りとマッチし、パリパリとした食感が後を引く一品に。ビールのおつまみとしても、漬物としてごはんのお供にもなるので、作り置きしておくと便利です。
えびとセロリのペペロンチーノパスタ
にんにくと鷹の爪の味に、セロリの香味が効いたオイルベースのスパゲッティです。トッピングのカリカリとしたにんにく、大き目に切ったセロリのシャキシャキ、えびのプリッとした、これら3つの異なる食感がパスタの中でアクセントになっています。友人のおもてなしや、ブランチにいいでしょう。
セロリとハムのサラダ〜玉ねぎドレッシング
薄切りにしたセロリは嵩(かさ)が減って食べやすく、その上、玉ねぎを加えたしょうゆベースのドレッシングとの相性もバッチリです。不思議と、一本をあっという間に食べてしまいます。手軽にできてハムの量でボリュームも調整できるので、何かもう一品欲しい時の強い味方になります。
緑いっぱいのさけフライ
白い生のセロリと鮮やかな緑のパセリの香りが爽やかな印象を与えるさけのフライです。辛子マヨネーズのピリッとした刺激が、味全体を引き締め、シャキシャキとしたセロリが、口内でさけの脂を洗い流してくれるので、さっぱりと後味のいい一品になります。友人との家呑みや、おもてなしにもピッタリです。
セロリと牛肉のさっと煮〜わさび風味〜
牛肉の脂と淡泊なセロリが相性抜群。しょうゆベースの甘辛味に、わさびの爽やかな風味がふんわりと香りが加わり、さっぱりとした味に仕上がりました。短時間でできるので、急な来客にも対応可能。覚えておくと便利な一品です。
えびとセロリのホットサラダ たっぷり三つ葉添え
エスニック料理ではポピュラーな、えびと春雨の炒めサラダです。ナンプラーやパクチーといった東南アジアの食材が手に入れにくかったり、独特の香りが苦手な人がいることを考慮して作りやすいように大胆にアレンジしました。これならエスニックが苦手な人や年配の方でも美味しく食せるでしょう。
セロリといかの燻製のあえもの 季節の柑橘添え
定番のおつまみだけど残りがちな、いかの燻製とシャキシャキしたセロリを合わせた、保存のきくあえものです。セロリの食感にいかの旨みと、すだちの爽やかな香りがつき、料理全体を引き締めてくれます。あらかじめ作り置きしておき、パーティ時にきれいに盛り付ければ気のきいた前菜にもなります。
セロリの牛肉巻き
牛肉で巻いたセロリは、適度な歯応えも残っていて香りも和らぎ、甘辛い味付けで苦手な人でも食べやすく仕上がっています。手軽にできて冷めても美味しいので、弁当の一品としてもオススメ。一口大に切って盛り付ければ、おもてなしの一品にもなります。
セロリとえびのあっさり塩焼そば
セロリを丸ごと一本使ったあっさりとした塩味の焼きそばです。レモン汁を加えることでさっぱり感が増していきます。もっちりとした麺と、シャキシャキしたセロリの食感が対比的で面白い一品に。あっさりと食べたい時の夕食や夜食、休日のブランチにも使えます。
セロリの中華テリーヌ風
セロリの青味とかにかまの旨みを、黒酢味のゼリー寄せにした色合いがきれいな中華風テリーヌです。あっさりとしているのに、鶏ガラスープがコクを深めています。おもてなしのスターターにピッタリ。小さく作ればパーティのカナッペとしても使えます。
セロリとたけのこの土佐煮
セロリとたけのこという繊維質の強い者同士を組み合わせた、食感の違いが楽しめる土佐煮です。あっさりと煮ただけなのにしっかりと味が染み込み、その上、まぶしたかつおぶしが味わいを深めています。お弁当の一品や箸休めにもなります。