サントリー レシピッタ -あなたにぴったり、お酒に合うかんたんレシピ-

ひとつの食材アレンジ特集

かぼちゃ

定番食材から余りがちな食材まで、アレンジ方法を伝授!

vol.33

2013年10月3日


スーパーの野菜売り場で一年中目にするかぼちゃ。なじみ多き素材のわりには、煮物にしたり、天ぷらにしたりと、なぜかワンパターン。そこで今回は、かぼちゃのアレンジに挑戦してみました。


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かぼちゃと小豆のいとこ煮

いとこ煮というのは、日本各地で食されているいくつかの素材を煮合わせたもの。今回は、女性の好物とされているかぼちゃと、薄味のゆで小豆を炊き合わせました。思いのほか手軽にできるので、たくさん作って小分けにして冷凍しておくと、折々の箸休めや、お弁当のおかずに重宝します。また、ラップでギュっと絞るとかぼちゃと小豆の茶巾絞りになり、お茶受けにもピッタリです。

かぼちゃと豚肉のトマトカレー煮

かぼちゃのカロテン、食物繊維、豚肉のビタミンB、たんぱく質、ほうれん草のビタミンと、様々なたんぱく質やビタミン、ミネラルが盛り込まれた、見た目も楽しい一皿です。しょうゆが入っているのでご飯にピッタリですし、スープにしてパンやパスタを添えてもいいでしょう。カレー風味の後味で、食が進みます。

かぼちゃサラダのアボカドマヨネーズ和え

かぼちゃの甘さに、アボカドマヨネーズの濃厚な味と酸味が加わって、食事の一品としても、おつまみにしても使えます。バターで炒めたかぼちゃにはにんにくの香りが移り、食欲をそそります。たっぷりと盛ってブランチに、洒落た器に小盛りにしておもてなしにと、応用がきくのも嬉しいポイントです。

かぼちゃと野菜の中華風炒め

かぼちゃと豚バラ肉をたっぷりと使った中華風の炒め物は、ボリュームたっぷりでガッツリと食べたい時にはうってつけ。かぼちゃの甘みの中ににんにくやしょうがの香り、コチュジャンのピリッとした辛さがアクセントになっておいしく食せます。家でゆっくりと飲みたい時や、大勢でワイワイとやりたい時などにオススメしたい一品です。

かぼちゃの大学芋風

フライパンで焼いたかぼちゃは、外はカリッ、中はホクホク。そこに甘じょっぱいタレが絡んで、大学芋のような味わいに。おやつとしては勿論使えるのですが、意外にもお酒との相性がピッタリ。甘辛い味は後を引き、ついつい食べ過ぎてしまいます。冷めても美味しいのでお弁当の一品にも使えます。

かぼちゃとドライフィグのディップ

かぼちゃと干しいちじくを、ワインだけで蒸し煮にして混ぜると、干しいちじく自体は形がなくなってしまいます。一見するとただのかぼちゃのペーストのように映りがちですが、食べるといちじく特有の風味とプチプチとした食感が楽しく、お酒との相性も抜群です。

かぼちゃと切り昆布のきんぴら

東北地方でよく食べられている切り昆布を加えたきんぴらです。切り昆布は戻す手間がいらず、旨みにもなり、栄養もある優秀な食材です。かぼちゃの味をいかすように甘みを控え、唐辛子を効かせました。太めの棒状に切っているのでかぼちゃのホクホク感も楽しめます。お酒の肴やお弁当の一品にもピッタリです。

チーズinかぼちゃボールの豆腐クリームサラダ

かぼちゃで作ったボールがゴロゴロと入った、ボリュームのあるサラダです。マヨネーズに絹ごし豆腐やヨーグルトを加えているので、低カロリーでさっぱりとヘルシーな仕上がりです。カリカリとしたアーモンドの歯ざわりがアクセントになって、ついつい箸の進む一品に。家族でゆっくりしたい夜や、ブランチにフィット。可愛く盛っておもてなしにと、応用範囲の広いのも嬉しい点です。

かぼちゃとトマトのほっこり煮

かぼちゃは女性向きと思われがちですが、この料理は辛いチョリソーソーセージが絶妙のアクセントになって、男性もついつい手が伸びる一品に。材料さえあれば、思い立ったらすぐにできる簡単さなので、覚えておけば役立ちます。

かぼちゃわんむし 〜淡色かぼちゃあんかけ〜

裏漉ししたかぼちゃの入った茶碗蒸しは、かぼちゃプリンを想像させますが、一口味わえばしっかり和風の仕上がりがわかります。具が入っていないのに、上にかけたあんのおかげで単調にならず最後まで美味しく食せます。あんに加えたあられ切りの皮付きかぼちゃの色が鮮やかで、華やかさを添えてくれます。手がかかっているように見えますが、意外に簡単にできるので、おもてなしにピッタリです。

かぼちゃとえびのグリル〜バルサミコとカラメル2種のソース

じっくりと焼いたかぼちゃは、鮮やかな色になって深い甘さが際立ちます。殻ごと焼いたえびは芳ばしくプリッとした食感に。いっしょに食べればまた違った味わいが楽しめます。そこにバルサミコ酢を煮詰めた酸味の中に甘さのあるソースと、甘辛く芳ばしいカラメルソースの2種類が添えられているので、グリル料理として、またソースと合わせたり、混ぜたりするなど、一皿で様々な味わいが楽しめ、おもてなしに供せば驚かれること請け合いです。

かぼちゃのナムル〜柚子風味

柚子の酸味が、甘いかぼちゃと意外にマッチした、爽やかなナムルです。電子レンジで手軽にできるので、夜遅く帰った時や、何かもう一品欲しい時に、すぐできるのも嬉しい点。覚えておけば、急な来客にもあわてません。

蒸しかぼちゃのそぼろあんかけ

蒸して甘みの出たかぼちゃに、コクのある中にしょうがのピリッとした辛みが――。さらに豚挽き肉入りのあんが味の広がりを醸し出します。かぼちゃがメインでありながら、豚挽き肉のおかげでボリューム感と満足感のある一品に。小ぶりに作っておもてなしに、大皿に盛って気の置けない友人のおもてなしにと、色んなシーンにフィットします。

かぼちゃとこんがりベーコンのスイートマヨサラダ

ホクホクした甘いかぼちゃをメインにして、蒸して旨みと栄養を閉じ込めた野菜類、えびマヨのような甘めマヨネーズソースで食します。焼いて脂を落としたベーコンの芳ばしさと塩味や、紫玉ねぎの香りが甘みの中のアクセントになっています。高級デリカテッセンで売られているような鮮やかな色で様々な食感と、味が織り成すハーモニーが楽しめます。

白だし香るかぼちゃと鶏そぼろの煮物

甘くてホクホクしたかぼちゃを、鰹と昆布の効いた白だしと鶏そぼろで煮含めたおふくろの味です。煮崩れしないように丁寧に作ることで、家庭料理が料亭のような仕上がりになります。家でゆっくり呑みたい時に、心までほっと温かくしてくれそうな一品です。

ゴロゴロかぼちゃのドライカレー

ホクホクしたかぼちゃの甘さが、スパイシーなドライカレーのアクセントになっており、通常よりも大きめに切った野菜で食べ応えがあります。夕食に、休日のブランチに、おもてなしにと活躍の幅の広いレシピです。

フライドパンプキンのシナモン風味

シンプルにかぼちゃを油で揚げたものに相性のいいシナモンパウダーをまぶすと、風味がグッと豊かになり、味に広がりが増します。甘いのでおやつかと思いがちですが、意外やワインなどによく合い、さりげないおつまみの一品として使えます。

かぼちゃステーキ コーヒーソース添え

シンプルに外はさっくり、中はほっくりとなるように焼いたかぼちゃに、とろりとしたコーヒーのソースと、フワフワのメレンゲがうまくマッチし、何とも不思議な食感です。コーヒーソースの苦味を、メレンゲを混ぜることで調整でき、好きな味で食せるのも面白いポイントです。あっさりとしているので、ウイスキーのお供にピッタリです。

かぼちゃの冷製スープ 明太子添え

ジューサーやミキサーを使わない牧歌的なスープは、一口食せば舌の上にかぼちゃの繊維を感じる新鮮な食感です。少量加えたヨーグルトがかぼちゃの甘味を際立たせ、明太子の辛味がキリリと口内を引き締めてくれます。食べ進むごとにどんどんと味の変わっていく面白いレシピです。