ひとつの食材アレンジ特集
まぐろ
定番食材から余りがちな食材まで、アレンジ方法を伝授!
vol.24
2011年12月16日
まぐろといえば大トロの握りが、とにかく持て囃され気味。しかし、寿司や刺身だけではありません。今回は、まぐろの美味しさが味わえる、一品料理にチャレンジ!
まぐろのカレー竜田揚げ
まぐろといえば、刺身で食べることが多いようですが、今回はがらっと雰囲気を変えてスパイスを利かせた竜田揚げにしました。これなら生では食べさせたくない小さな子供でも大丈夫。華やかなカレーの香りが食欲をそそり、口に入れると食べ慣れたしょうゆ味で、箸が進むこと請け合い。来客時のもてなしや、気軽なパーティーの一品として、またお弁当のおかずとしても使え、応用範囲の広い料理です。
カンタン・ねぎま
刺身や生食用の柵取りのまぐろよりも、ぐっと手の届きやすいまぐろのすき身をさっと煮るだけ。懐にもやさしく時間もかからないので忙しい主婦向きの料理です。あっさりとした味付けなのにまぐろから出る旨みにねぎの甘みが深みを加えています。冷え込んでくるこの時季に、焼酎やウィスキーのお湯割りを片手につまんでください。
まぐろのイタリアン山かけ丼
わさびの多い山かけ丼かと思って一口食べれば、意外な味わいが――。バジルの爽やかな香りと、バルサミコ酢の深みのある酸味、アボカドのとろりとした濃厚さが、あっさりとしたまぐろに絡んで、いつもの山かけ丼とは一味も二味も違がう料理に。気の置けない友人を招いての夕食や、休日のブランチに便利です。
まぐろのピリ辛ごま焼き
ごまの衣に七味、青海苔をまとった料理の中には、旨みのあるまぐろが隠れています。プチプチとしたごまと、ねっとりとしたまぐろの食感の対比が楽しい一品です。家呑みのお酒の肴や、おもてなしの一品としてだけでなく、お弁当のおかずにもオススメです。
まぐろともやしのオイスターソース炒め
大きめに切ったまぐろは、しっかり焼くと思わず肉なのでは…と勘違いしそうなほどの歯応えに。オイスターソースとの相性もよく、しょうがが魚特有の臭いを抑えています。片栗粉をまぶしてあるので、味がより絡みやすく、形崩れも防止。酒の肴だけでなく、ご飯が進むおかずとして、出番の多いメニューになるでしょう。
まぐろとアボカドの野菜サラダ
定番のサラダにまぐろとアボカドを加えるだけで、ぐっと華やかで奥行きのある味わいに。きりっとした辛みの利いたわさびドレッシングが、口内でまぐろとアボカド、サラダを渾然一体にしてくれます。まぐろとアボカドでボリュームもあるため、おもてなし時の前菜や、ブランチのメインにもピッタリです。
まぐろとオリーブの白ワイン煮
白ワインでしっとりと蒸し煮にしたまぐろには、黒オリーブの塩気と風味がよくなじんでいます。しっかりとした歯応えがあり、噛むほどにオリーブの味にまぐろの旨みが渾然一体となり、ワインが進みます。また、オリーブをつまんでワインを飲んでいる間にできてしまうのも嬉しいポイントです。
まぐろのカレーフリッター ヨーグルトディップ添え
カレー風味のカリカリとした衣が美味しいフリッターです。爽快な味と香りのミントを加えたヨーグルトディップは、その酸味とともに爽やかな後味です。パーティならピックに刺してオシャレに、友人たちとなら指でつまんで気軽にパクりと、色んなシーンで活躍します。
甘辛しょうゆ漬けまぐろの和風ドリア
少し甘く味付けしたまぐろとチーズが意外に好相性。混ぜ込まれた高菜のしょうゆ漬けのパリパリとした食感がアクセントの和風ドリアです。ホワイトソースが苦手な人でもあっさりとしたしょうゆ味なので食べやすく、小さな子供から年配の方まで食べやすいでしょう。
まぐろと豆腐のトマト煮込み
煮込んでとろとろになったトマトとなすに、まぐろと豆腐が加わった食べ応えのあるスープです。なすとトマトから甘みが引き出され、片栗粉をまぶしてカリッと焼いた香ばしいまぐろにうまく絡みます。休日のブランチや、家でゆっくり飲みたいときの肴にオススメです。
まぐろのライスサラダ
イタリアではポピュラーなライスサラダをアレンジしました。ハムの代わりにまぐろを使い、オリーブ油も控えたヘルシーな一品です。まぐろの赤、パプリカの黄、オリーブとケイパーの緑と、彩りも鮮やかな一皿で、おもてなしやパーティにピッタリです。
まぐろのお手軽フィンガーサラダ
材料を切ってあえ、載せるだけのシンプル&ヘルシーな一品です。ねっとりとした赤身のまぐろに、シャキシャキとした歯応えの長いもが――。さらに控えめに効かせたわさびが味をまとめ、全体をチコリの苦みが引き締めてくれます。チコリのボートに乗せているので、立食パーティでも食べやすい料理です。
まぐろの串焼き〜カレー風味
ヨーグルトに漬けたまぐろは、焼いてもまろやかな味としっとりとした食感を保ちます。カレーの風味が利いて、より食欲をそそるはず。しっかりと焼いたパプリカは甘さが際立ち、ブロッコリーの鮮やかな緑の色も印象的に。普段の食事だけではなく、おもてなしの一品として供すれば、「これがまぐろ!?」と驚くはずです。
まぐろの味噌漬け
味噌の焦げた香りが香ばしく食欲をそそります。少し甘めの味噌が、しっかりまぐろに染み込んでいるので、噛むほどに旨みがわいてきます。家でゆっくりと飲みたい夜に、また、友人を招いたおもてなし、お弁当の一品にと、どんなシーンにも合う一品です。
まぐろのカツレツ〜わさびタルタルソース添え〜
香ばしくかりっと揚げあがったまぐろカツの中心はまだ半生になっており、素材本来の旨みが存分に味わえます。ゆで卵たっぷりのタルタルソースとともに食せば、ボリュームたっぷりで食べ応えのある一皿です。ピリッとわさびの効いた和のテイストのタルタルソースがまぐろと好相性でついついお酒がすすみます。
韓国風まぐろのマリネ
コロコロとした角切りのまぐろと細切りにした玉ねぎに、香ばしいにんにくの香り、ピリッとしたコチュジャンの辛さが相まって、箸の進む韓国風の前菜になりました。しっかりと味の沁み込んだまぐろは生臭みもなくて食べやすく、酒の肴やご飯のおかずにもピッタリ。家族で囲む夕食や、友達を招いてのおもてなしにも使えるメニューです。
まぐろのタルタル アボカドソース添え
みじん切りにした牛肉を薬味と合わせて、オリーブ油、塩、コショウなどで味付けしたものをタルタルステーキと呼びますが、今回はまぐろで作ったタルタルステーキに、相性抜群のアボカドのソースを添えています。プレーンヨーグルトベースなので爽やかな味わいで、さらにカロリーもダウンとヘルシーな仕上がりに。盛り付け方次第で家族での晩ご飯に、気の張ったお客様のおもてなしにと、応用範囲が広いレシピです。
まぐろと長いもの市松巻き
紅白の市松模様の色合いが鮮やかで目を惹く、美しい一皿。口に入れると、ねっとりとしたまぐろの赤身と、シャキシャキトロ〜リとした長いもの食感の対比に、さらに焼き海苔の香ばしさが加わって、ついつい手が出る一品に。難しそうに見えても、巻いて切るだけなので簡単。あと一品欲しいという時に便利です。
まぐろとキムチのキンパ(韓国風海苔巻き)
酢飯でないご飯を韓国海苔で巻いた海苔巻きのことをキンパと言い、韓国ではハンバーガーよりもポピュラーなファストフードとして親しまれています。生のまぐろに相性のよい白菜キムチを合わせて辛味と旨みをプラスしたキンパは、本場ではあまりない味です。ごま油の香ばしさ、程よい塩味と油分で、お酒のおつまみとしてもピッタリです。
まぐろのにんにく味噌焼き
まぐろににんにく風味の味噌をたっぷり載せて焼いた田楽風の焼き物。焦げた味噌の香ばしさとにんにくの香りが食欲をそそります。のんびりと家で飲みたい時や、急な来客への一品としても重宝します。
まぐろと豆腐のふわふわバーグ
肉で作ったハンバーグはカロリーが気になりますが、まぐろに、豆腐を使ったハンバーグはまさにローカロリー。しかも豆腐の効果によってでふんわり感が増しています。このあっさりとしたハンバーグに、ソースでコクをプラスしているので、まぐろを使っていると気づかれないことも。家族のご飯だけでなく、カロリーが気になる人たちの女子会などにもピッタリです。
まぐろとクリームチーズのナッツソースがけ
カシュナッツとクリームチーズの濃厚さが、まぐろの美味しさをグンと引き立てます。ソースを作るだけというお手軽さで、しかも盛り付け次第で見栄えがするので、おもてなしの前菜や、パーティの一品にピッタリです。