うなぎのクレーム・ド・カカオ
パッと見は牛肉の赤ワイン煮のように思えますが、一口食べればうなぎの味わいが――。ホロリと崩れるうなぎに、甘味の少ない濃厚なチョコレート、そして十分に煮詰められた赤ワインとスパイスの芳醇な香りの今までにない一皿に仕上げました。恋人や友人とゆっくりと楽しむディナーにピッタリです。
vol.16
2010年6月11日
パッと見は牛肉の赤ワイン煮のように思えますが、一口食べればうなぎの味わいが――。ホロリと崩れるうなぎに、甘味の少ない濃厚なチョコレート、そして十分に煮詰められた赤ワインとスパイスの芳醇な香りの今までにない一皿に仕上げました。恋人や友人とゆっくりと楽しむディナーにピッタリです。
うなぎの白焼きは、あっさりとしているので食しやすい反面飽きやすく、1本を一回で食べきりにくいという欠点も。そんな時には目先を変えて、柚子こしょうの爽やかな香りとピリッとした辛みを試してみてはいかがでしょう。お酒の肴だけでなく、アツアツのご飯に載せて熱い緑茶を注げば一風変わったうな茶漬けに変身します。
ひつまぶしのようなチャーハンで、にんにくの芽の歯応えがふわふわの卵と好対照でお互いを引き立て合っています。少量のうなぎでも、上に載せた卵のせいで豪華に見えるのがうれしいポイント。残ることの多い蒲焼きのタレが調味料として大活躍。炒めた時に立ち上る香ばしい香りは、暑い時期にも食欲を増進させてくれます。
簡単にできるのにうなぎが載っているだけで、豪華に見えてしまうお得メニュー。長芋のフワフワした食感に、大葉の爽やかな香味がいいアクセントになっています。うなぎの蒲焼きが余ってしまった時や、急な来客の酒の肴に、覚えておくと便利です。
うなぎといえばうな重、うな丼と和食のイメージが強いのですが、実は意外と洋食にも合うのです。うなぎをにんにくでしっかりと炒め、チーズを加えて卵を絡めれば、すっかりイタリアの雰囲気に。うなぎの蒲焼きが残った時や、いつものうなぎに飽きてしまった時、さっと作れるので嬉しい一品です。
精がつくといわれるうなぎに、身体によいネバネバのソースをかけたスタミナ満点の料理です。脂の乗ったうなぎの白焼きは濃厚なので、むしろさっぱりしたソースを添えれば、暑くて食欲がない時でもスルッと食べやすくなるはず。エネルギーの補給にもピッタリな一品です。
香味野菜をたっぷりと使った韓国風のおかずサラダです。暑い季節は食欲が減退して体調を崩しやすいのですが、コチュジャンが入ったピリ辛ドレッシングが食欲をそそり、うなぎと野菜がたくさん食べられます。夏場に体調を整えるのにピッタリな一品です。
一口かじれば、餅と里芋のもっちり感と、ホクホクとした絶妙の歯応えが味わえます。さらに真ん中に入っているうなぎが全体の味を引き締めてくれます。餅と里芋は腹持ちがよくなるので、酒の肴としてだけではなく、おやつやスナック、夜食にも使えます。
強い蒸気で一気に蒸し上げると、錦糸卵とうなぎはふっくらとして舌の上でとろけそうになります。火の通った野菜はかさが減り、サラダよりも野菜をたくさん食べることができます。栄養のバランスがすぐれており、カロリーも低い身体にやさしい一皿です。
目先を変えて、うなぎの蒲焼きをピザにしました。トマトソースの代わりに蒲焼きのタレを使い、ゆで卵とマヨネーズでうなぎの臭みを消します。それにより、ふんわりとした食感でやさしい味わいに大変身。好みで粉山椒を振ると、グッと味が締まるはず。酒の肴や、休日のブランチ、子供のおやつとしても喜ばれること請け合いです。
うなぎと鮮やかな彩りの野菜に、白い衣をまとわせたさわやかな白和えです。柔らかなうなぎの食感と香ばしさに、みずみずしく甘みのある野菜と、少量使用した酢がさっぱりとした後味にしてくれます。最後にたらしたオリーブ油が味を引き締め、食欲のない日でも食べやすい料理になります。風呂上りのビールのおつまみとしては暑い季節にぴったりです。
イタリア北部では、残ったリゾットをよく焼きリゾットにしています。そこで今回は冷やご飯ですぐにできるうなぎの焼きリゾットを作ってみました。クリーミーなリゾットに意外やうなぎの蒲焼きのタレがマッチング。イタリア人もびっくりしそうな和風リゾットに仕上がりました。休日のブランチ、夜食などにピッタリです。
ビールの炭酸と強力粉を利用して、独特のモチモチサクサクとした食感が生まれました。衣に卵を使っていないので食べ心地もあっさり。ビールは前日の飲み残しでもOKです。いっしょに家にある野菜を揚げてもいいでしょう。
黒酢の爽やかな酸味とコチュジャンのピリッとした辛さが甘辛いうなぎの味を引き立ててくれます。うなぎともごはんとも相性のいい卵の黄身が全体をまろやかにまとめあげて、幾重もの味わいを楽しめるように。一般の物とは一味違ううな丼になりました。野菜をたっぷり加えればバランスもよく、元気の出る一品になります。
うなぎをあっさりと、またたっぷりと食せる蒸しものです。山芋に卵白が入っているので、柔らかい口当たりに仕上がりに。上からかけたとろりとした銀あんとともに全体をなめらかに包み込んでいます。電子レンジでできるので、思い立ったらすぐに作れるのも嬉しい点です。
シャキシャキとした水菜に、白ねぎ、みょうがといった香味野菜を加えて、こってりとしたうなぎを爽やかに、またヘルシーに食します。うなぎのタレにガーリックの香ばしさと酸味を効かせたパンチのあるドレッシングは、野菜にうなぎのうまみがよく絡んで食欲をそそります。友達とのパーティやいつもの夕食にと、守備範囲の広いサラダです。
子供から大人まで嬉しくなるような、見た目も華やかな一品です。今回はハートのココット皿で作りましたが、大人数の集まるパーティーならリングのケーキ型で作って切り分けたり、大きめのゼリー型で一人分ずつ作ったりすると、その場が盛り上がること間違いなしです。
濃厚なうなぎの蒲焼きのタレとチーズの組み合わせが意外にも好相性で、渾然一体とした今までにない新鮮な味わいを生みました。スティックタイプなので、手でつまんで気軽に食べられますし、甘辛いタレ味にチーズは老若男女の誰もが好きな味なので、ピクニックに、パーティーのフィンガーフードにと、どんな場面でも大活躍です。
うなぎの白焼きの上品な味に、柚子の香りと酸味をつけ、さっぱりした一品に。柚子の爽やかさは、暑い日々で失った食欲も取り戻し、うなぎとパスタでしっかりとした食後感もあり、暑い季節にピッタリの、喉越しのよいさっぱりとしながらもスタミナの出るパスタに仕上がりました。
集計期間:2024年11月16日〜2024年11月22日