とら豆のメキシカン・ディップ
ところどころに豆の原形が顔を出すディップは、メキシコの伝統料理フリフォレス・レフリトスを食べやすい味にしたもので、簡単に作ることができる塩味の豆のディップです。クラッカーやトルティーヤチップスに載せれば酒の肴にピッタリです。
vol.42
2015年2月4日
使い方がわからない、戻すのが面倒、さらに時間がかかるとの理由で、敬遠されがちな乾物の豆。最近はレンズ豆やひよこ豆などの新顔もチラホラ出てきています。今回は色んな乾物の豆を使ったレシピをご紹介します。
ところどころに豆の原形が顔を出すディップは、メキシコの伝統料理フリフォレス・レフリトスを食べやすい味にしたもので、簡単に作ることができる塩味の豆のディップです。クラッカーやトルティーヤチップスに載せれば酒の肴にピッタリです。
寒い季節になると食べたくなるぜんざいや汁粉は、小豆をゆっくりと煮て作るもの。そんな考えをひっくり返してくれるのがレンズ豆のぜんざいです。作り始めて30分でできるので、今食べたい、そんな気持ちに応えてくれるレシピです。
小豆と雑穀に、大根おろしとおろししょうがが入った、茶粥です。小豆と雑穀の歯応えで、軽いのに満足感が得られ、その上、芯から身体を温めてくれます。お酒の締めの一品として、飲み会の翌日の朝食や、休日のブランチなどにもピッタリです。
あっさり味の大豆に、洋風の味をまとわせ、マヨネーズであえました。大豆のムチッとした感じと、にんじんのシャキッとした歯応えがうまく対比した一皿です。気の置けない友人達との家呑みや、女子会などにどうぞ。
黒豆、芽ひじき、にんじんと、目にも色鮮やかで身体にもよさそうな素材を組み合わせた炊き込みご飯です。黒豆は、あらかじめ水に浸しておいて米といっしょに炊くだけなので手間もかかりません。おもてなしに供すれば、株が上がること間違いなしです。
乾物の豆を芳ばしく炒って、砂糖を煮詰めた飴に絡めた素朴な甘味が特徴。豆を水に戻す必要もなく、思い立ったらすぐに作ることができます。お酒と合うので、家でゆっくりと飲みたい時のつまみとして出せば、気のきいた一品として重宝します。
柔らかくゆでた黒豆を皮のまま潰したものと、形のままのものと両方をたっぷり加えてミートローフを作りました。黒豆の香りも栄養もたっぷりで、タネに加えたみそがしっかりと利いて、ソースなしでも美味しく食せます。潰した豆のおかげで、冷めてもふんわりとした食感になっています。
スペインの揚げパイ・エンパナディージャを市販の餃子の皮を使って作りました。ゆでたての白いんげん豆にツナ缶をオイルごと加えるので、ホクホクしているのにしっとり出来上がります。揚げたてのアツアツでも、冷めても美味しいので、パーティにもピッタリです。
こんがりと焼けたチーズとパイ生地のバターの香りが食欲をそそるキッシュです。一口含めば柔らかな生地の中の大豆の歯応えが楽しく、ボリュームもあって満足感抜群。ホームパーティーや女子会に大活躍しそうな一品です。
白いチーズとえびの赤、豆の紫、上に散らした緑のパセリと黒こしょうのアクセントが、目にも鮮やかなサンドイッチです。バゲットにたっぷり載せた具は、噛みしめるほどにいんげん豆の甘みが感じられます。見た目のボリュームに反してヘルシーな一品です。
魔法瓶を使うと、一晩水に浸さず、長時間煮ることもなく豆を柔らかく戻すことができます。本来は白いんげん豆と鶏肉をトマトソースで煮込んだ、ボリュームのあるイタリア・トスカーナ地方の伝統料理なのですが、今回は手に入りやすいうずら豆を使っています。
ひよこ豆をピューレにしたフムスは、中東、ギリシャの料理で、欧米ではポピュラーなベジタリアンフードです。一口食べただけでは豆とはわかりにくく、一度食べるとクセになる味に。野菜をディップしたり、パンに塗ったり色々と楽しめます。
レンズ豆は水で戻さずに使える便利な豆です。柔らかく煮て鶏ささみを加えたペーストは、たっぷりパンに塗って食せばいいブランチに。クラッカーに載せれば、パーティーやおもてなしのオシャレなフィンガーフードにも変身します。
ほっくりとしたひよこ豆に、缶汁ごと加えたツナがコクを与え、紫玉ねぎが辛みと食感のアクセントになるマリネです。味に強い主張がなく、どんなものにも合うので、前菜の一つとして、またはメインの添えものに使えます。サラダに散らしてもいいでしょう。
レンズ豆はすぐに調理できる便利な豆、野菜や肉の旨みをたっぷりと吸収して柔らかくなるので、噛むほどに口内に美味しさが広がります。大皿に盛って出せば、ワッと場が盛り上がること間違いなし。存在感抜群の煮込み料理です。
大豆とひじきを使ったヘルシーでボリューム満点の和風コロッケは、一口かじれば中からチーズが溶け出して、甘みそのたれがベストフィット。小さく作っておもてなしに、大きく作れば家呑みの肴から、ご飯のおかずにまで使える便利な一品です。
モチモチした食感のとら豆に、ローリエの香りに鶏とマッシュルーム、玉ねぎの旨みが溶けたスープが染み込み、コクがありながら華やかな煮込みになっています。寒い季節に身体を芯から温めてくれそう。気の置けない友人のもてなしに、ブランチにも持ってこいの一皿です。
ホクホクとした食感のひよこ豆を、シーフードとともにガーリック風味で炒め、ライムの風味のドレッシングでマリネしました。あっさりしているのに豆のおかげで満足感もあります。おもてなしの前菜に、いつものつまみにプラスしてと、色んなシーンで活躍しそうです。
中近東でよく食べられているファラフェルというひよこ豆のコロッケは、一口かじればひよこ豆の香りが口内に広がります。一口サイズに作ってパーティのフィンガーフードにしたり、色んな場面で活躍してくれるレシピです!
下ゆでがいらないレンズ豆を使ったリゾットは、思い立ったらすぐに食べられるのでお酒を飲み始めてから火にかけても大丈夫。気の置けない友人を招いての家呑みの締めや、飲んだ翌日のブランチにもピッタリです。
旨みや栄養がいっぱい入ったひよこ豆の戻し汁をおからに吸わせ、エグみをカバーするためにカレーを利かせたサモサにしました。友人達との家呑みなら大皿にドカンと盛って提供しましょう。また小さな一口サイズに作ってオシャレなパーティに使っても。
大豆を戻し汁まで使い、豆と鶏の旨み、酒のコクが加わった、滋味豊かな炊き込みご飯です。土鍋の蓋を開けた瞬間に漂う大豆の香りが、何よりのごちそうかもしれません。
集計期間:2024年11月16日〜2024年11月22日