ゴーヤのジョン
外側のボコボコとした形や、種とワタを抜いた輪っかの形の面白さを、同じく面白い形のものと一緒に韓国料理のジョンにして盛り合わせました。家にある材料で簡単にでき、カロリーも低いので、夜遅い時間に飲む時の酒のつまみや、急な来客へのおもてなしにと、色んなシーンで役に立ちます。
vol.28
2012年8月30日
緑のカーテンなど家庭菜園が注目されていたゴーヤ。ゴーヤをスーパーで目にして、身体にいいらしいと知ってはいても、いざ手を伸ばす時に、いったいどう料理すれば…、と悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、ゴーヤを食べやすくアレンジしました!
外側のボコボコとした形や、種とワタを抜いた輪っかの形の面白さを、同じく面白い形のものと一緒に韓国料理のジョンにして盛り合わせました。家にある材料で簡単にでき、カロリーも低いので、夜遅い時間に飲む時の酒のつまみや、急な来客へのおもてなしにと、色んなシーンで役に立ちます。
いつものゴーヤチャンプルーを、ピリ辛にしてトマトの酸味を加えました。コチュジャンの辛さにトマトがさっぱり感を添えます。さらに隠し味に加えたみりんと砂糖も相まって苦味の強いゴーヤも食べやすくなっています。お酒だけでなくご飯も進む一品です。
にんにくとしょうがの香りが食欲をそそります。口に含めば、みそのコクがゴーヤの苦味を和らげてくれ、素材に一体感を醸し出します。ゴーヤとともに他の野菜もたっぷり摂れ、栄養満点。ガッツリと食べたい時や、お弁当にと、汎用の利く一品です。
体力の落ちる暑い時期に作って冷やしておくと、ビールのお供に最適。火を使わずに簡単にできるので、何かもう一品欲しい時にもピッタリです。あっさりしている上に、梅の酸味で食欲が刺激されて、たくさん食べることも可能。その上栄養に富んでいるのでヘルシーな一皿です。
ドン!と皿に盛った大きなゴーヤを一口かじると、中から甘みのあるケチャップライスが―。見た目のごつさと中身のギャップが楽しい一品です。ゴーヤをゆでてから揚げて二度火を通すことで、苦みを抑えて食べやすく仕上げました。中に詰めたケチャップご飯と玉ねぎの甘みが、ゴーヤの苦みをさらに和らげています。友人の集まりで供したら、話題になること請け合いです。
ミルフィーユというと、ホワイトソースのこってりとした料理を想像しますが、このメニューは夏にピッタリのあっさり系。炒めて少し苦みの残った香ばしいゴーヤと、滑らかな絹ごし豆腐の層をあっさりとしたマスタードソースが包み込み、そのピリッとした辛さがアクセントになって全体を引き締めています。ゆっくりとしたい時や、おもてなしの一品に最適です。
ゴーヤをまるごと1本使ったチヂミは、生地に片栗粉を使っているのでサクサク感が―。中はモチモチとした食感に。その上でしっかりとした歯応えのあるいかの食感がアクセントになっています。もっちりとした生地の中でゴーヤの苦みも少なく、甘酸っぱいタレが食欲をそそります。ゴーヤが苦手という人も、食べやすいメニューに。いかの下処理が面倒なら、冷凍のミックスシーフードなどを使っても可。気の置けない友人とのチヂミパーティは、盛り上がること請け合いです。
ゴーヤを、粒マスタードが隠し味のツナマヨネーズであえました。まろやかなツナマヨネーズに包まれたゴーヤは、薄切りにしてサッと塩ゆでしているので苦みがかなり軽減。その中で、粒マスタードのかすかな酸味がアクセントになっています。自宅に常備している材料で作れるので、夜遅くに急に飲みたくなった時の肴や、何かもう一品欲しい時にピッタリです。
緑のゴーヤに赤と黄色のパプリカという、ビビッドな組み合わせの、夏らしい炒め物です。ゴーヤの苦さとパプリカの甘さの対比が面白く、甘酢あんが全体をまとめあげています。豚の塊肉を大振りに切ってボリューム感もバッチリ。栄養が豊富な夏野菜と、ビタミンたっぷりな豚肉で、ヘルシーかつスタミナがつく仕上がりです。
カリッと芳ばしく揚がった餃子の皮の中には、とろりとした麻婆あんがたっぷり。ゴーヤのほのかな苦みと、甘辛いタレのマッチングが絶妙。多めに作って冷凍しておけば、いざというときにさっと揚げるだけで一品が増えて便利です。パーティーのフィンガーフードにすると、外見と中身のギャップに、話題になること請け合いです。
ゴーヤチャンプルーならぬ「ゴーヤーチャプチェ」には、カラフルな夏野菜をたっぷり。白ねぎとにんにくの風味が利いたチャプチェは、暑い季節に食欲を増進させてくれます。ツルツルした韓国春雨とシャキシャキの野菜の食感の対比が面白く、ついつい箸の進む一品に。気の置けない友人とのパーティーに、大皿でドン!と供すれば、ワッ!と盛り上がること請け合いです。
シャキシャキしたゴーヤの歯ざわりが魅力的な一品です。ゴーヤのほろ苦さを、プロセスチーズのまろやかさが包み込んで食べやすくしてくれます。ゴーヤの苦手な人も、箸が進む一品に。かつお節、しょうゆという和食の代表的な組み合わせは、どこかホッとさせてくれるような、家庭的な味わいに仕上がります。
カリッと上がった春巻きを一口かじれば、中から思いがけずツナとゴーヤが出てきます。シャキシャキしたゴーヤの歯応えに、カリカリとした春巻きの皮、その二つをツナがうまく取り持っています。ゴーヤの苦みは残っていますが、油で揚げるという高温調理のため苦みが軽減されます。簡単にできるので、日々のおかずとしてだけでなく、おもてなしにも使えます。
ゴーヤの苦みをいかすお好み焼きは、ゴーヤを生地に混ぜ込む、上にトッピングすると2つのパターンで、ゴーヤをたっぷりと食せるのがポイント。友人を招いたホームパーティーでは、ホットプレートで焼いていけば、盛り上がること必至でしょう。
サブジはインド料理のひとつで、キーマカレーなどに添えられている野菜の炒め蒸し煮のこと。スパイスを揃えるだけで、家庭で簡単に本格インド料理が楽しめます。様々なスパイスには、じゃがいもは勿論の事、ゴーヤの苦みもフィットします。意外と手早くできるので、時間のない時でもこだわりの一品があっという間に出来上がるのも嬉しい点です。
シンプルなレシピですが、ゴーヤとシラスの両方の素材の味が生きた一皿です。ゴーヤを軽く水にさらすと苦みも抑えられ、食べやすくなります。家で軽く飲みたい時のおつまみにピッタリ。にんにくの香りや、少しピリッとする、とうがらしの味が一段とお酒に合うはずです。
さっと漬けたらできあがる中華風漬け物は、ピリ辛で、ニンニクの香りがしてビールが進みそう。ゴーヤをゆでた後、水に長くさらせば苦みが弱くなりますが、このメニューは、あえてしっかり目に苦味を残してあります。ゴーヤの苦み、ラー油の辛み、酢の酸っぱい味が一度に味わえるおつまみです。家呑みに、急いでもう一品欲しい時にも最適です。
薄切りにしたゴーヤとにんじんを、粉チーズと少量の粉でつないで焼いたガレットです。ガレットからは立ち上るつなぎの粉チーズは、香ばしい香りがして食欲をそそります。両面をこんがりと色よく焼くと、ゴーヤの苦みがほどよく和らぎ、にんじんの甘さも出てきます。ゴーヤの苦さが嫌いな人でも食べやすいおつまみです。
集計期間:2024年11月16日〜2024年11月22日