はまぐりの中華風たまご蒸し
はまぐりの磯の香りと旨みがたっぷり詰まった蒸し物です。卵液の中には刻んだえのきとすりおろした長芋が入っているので、口当たりがとろりとやわらかく、とても食べやすくなっています。油や肉類を使っていないので重たくならず、さっぱりと食べられます。
vol.50
2016年12月27日
あさり・はまぐり・しじみ・ほたてなどなど。日本各地で食べられている貝は沢山の種類があります。そのどれもが旨みが豊富で栄養のあるものばかり。酒蒸しだけではない貝料理のレシピをご紹介します。
はまぐりの磯の香りと旨みがたっぷり詰まった蒸し物です。卵液の中には刻んだえのきとすりおろした長芋が入っているので、口当たりがとろりとやわらかく、とても食べやすくなっています。油や肉類を使っていないので重たくならず、さっぱりと食べられます。
はまぐりの旨みや香りを存分に味わうことができます。はまぐりの風味を損なわないように調味料はシンプルなもので味付けをしています。だし茶漬けなので、はまぐりはやや小ぶりのものを使うと、食べやすく、見ためのバランスもよく仕上がります。
ジョンとは、韓国の宮廷料理の一種で、野菜や肉などを卵液にくぐらせて焼いたもの。本来は細やかな飾り付けを施した豪華な料理なのですが、今回は手軽に作ることができるようにアレンジしました。あさりの旨みと卵の濃厚な味わいがマッチした一品です。
春が旬のあさりや菜の花を使った季節感のあるそばです。おぼろ月に見立てた温泉玉子や生湯葉も載った風情のあるそばは、締めの一品には特にオススメ。プリッとしたあさりの酒蒸しと、あさりのエキスが溶け出ただしは、あさりの魅力をシンプルに楽しめます。
炊飯器で炊くご飯もいいですが、土鍋で炊いたご飯の美味しさは格別です。ふっくらとしたご飯にはあさりの味わいがたっぷり含まれています。むきあさりを使っているので手軽に作ることができ、土鍋ご飯ならではの香ばしい焦げも楽しみのひとつです。
ふっくらしたあさりの身と合わせるのは、ツルリとしたワンタン。ワンタンの中には、プリプリのえびとふわっとしたはんぺんを包んでいます。あさりの旨さを際立たせるために、調味料はシンプルなものに。お酒にも合う具沢山のスープです。
あさりの旨みをたっぷり含んだ白いんげん豆と煮汁をいっしょに食べるのがオススメです。そのまま食べてもいいですが、バゲットに載せるとオシャレなおつまみになります。白ワインが味の決め手になるので、使用する白ワインは好みのものを使うのがいいでしょう。
貝を使った定番料理の酒蒸しにセロリを加えてアレンジしました。シャキシャキのセロリはみじん切りにした葉も加えて風味よく仕上げています。挽きたての粗挽き黒こしょうがアクセントになっているので、ビールとの相性が抜群です。
あさりの豊かな風味にバターをプラスしてコクのある旨みを際立たせています。シャキシャキのアスパラガスとの相性も良く、ふっくらとしたあさりが主役の洋風おつまみです。アスパラガスの緑色とゆで玉子の白と黄色が華やかな印象を添えています。
あさりの蒸し汁を加えていることや酢を控えめにしていることによって、一般的な酢味噌あえよりはまろやかな味わいになっています。あさりとにらは火を使わずに電子レンジで加熱するのでとても簡単です。あさりの身とシャキシャキしたにらの食感が楽しい一品です。
通常、リゾットを家庭で作る場合はコンソメの素などを使いますが、今回はそれらを使わず、はまぐりの旨みを最大限に味わえるように、はまぐりのだしのみでリゾットを作りました。たっぷりの野菜の甘みとアンチョビの塩味がはまぐりとよく合います。
はまぐりの滋味深い味が楽しめる一品です。すりおろしたかぶを蒸し上げるかぶら蒸しは、はまぐりの旨みを損なわない優しい味わい。かぶの上にかけるやや薄味の和風あんは、堅めに仕上げて、たっぷりのはまぐりのだしといっしょに食します。
ポン酢のさっぱり感とバターのコクをプラスした炒め物です。はまぐりの風味をいかすために、調味料は少なめにしています。プリッとしたはまぐりといっしょに炒めるのは、香りのよいにんにくの芽とサックリとした食感の長芋。ご飯のおかずにもなるボリュームのある一品です。
はまぐりの酒蒸しを韓国風のタレを添えてアレンジしました。春が旬のはまぐりとアスパラガスをいっしょに蒸して季節感のある一品にしています。別添えのタレはコチュジャンが入ったピリ辛の味。旨みの濃いはまぐり、甘みのあるアスパラガスとよく合います。
チャプチェは一般的には肉と野菜、春雨を炒めて作りますが、今回はあさりを使ってボリューム満点のものにしました。春雨があさりの旨みをたっぷりと吸っているので、あさりの美味しさを余すことなく味わうことができます。コチュジャンの甘辛い味が食欲を刺激します。
しっかりと水切りをした木綿豆腐とあさりを炒めたシンプルな一品です。あさりの味を際立たせるために、調味料は塩、こしょう、ごま油のみとシンプルに。あさりのエキスを豆腐がたっぷり吸っているので、最後まで飽きずに食べ進むことができます。
多めのだしの中にはふっくらとしたはまぐり、菜の花、卵が入っています。卵の黄色と緑色の菜の花が美しく、蓋付きのお椀によそえば、立派なおもてなしの一品にもなります。菜の花が手に入らない場合は、ほうれん草など他の葉物野菜を使ってください。
はまぐりは和食のイメージが強いですが、今回はワインによく合う洋風のおつまみに仕上げました。はまぐりに載せたエスカルゴバターとは、フランス料理でよく使われるもので、バターににんにくやパセリなどのハーブ、塩などを混ぜ合わせたものです。
はまぐりの旨みをより一層際立たせるオイスターソースを使った炒め物です。オイスターソースにもしっかりと旨みがあるので、相乗効果でそれぞれのよさを引き出します。今回はさやいんげんとにんじんを合わせましたが、残っている野菜を使ってもいいでしょう。
目にも鮮やかな緑色が美しいすり流しです。主役ははまぐりと菜の花の旬の食材。ほろ苦い菜の花と旨みたっぷりのはまぐりの組み合わせは抜群で、コクのある練りごまが全体の味を引き締めます。素材の味を楽しむために味付けは控えめにするのがポイント。
上品な旨みのはまぐりと独特の香りが特徴の酒粕を、まろやかな豆乳がひとつにまとめています。はまぐりのだしが利いたクリーム煮で、一口頬張ると、はまぐりの旨みが広がります。次に酒粕の香りとクリーミーな豆乳の優しい風味が味わえます。
集計期間:2024年11月16日〜2024年11月22日