焼きなすのムース
なすをオシャレな洋風の前菜に。和食の定番・焼きなすに生クリームとゼラチンを加えてふわっと軽い食感のムースにしました。おもてなしやパーティーのスターターとして、小さいガラスの器に盛り付けると食卓が華やかになります。ワインが進みそうな一品です。
vol.53
2017年7月14日
焼きなす・田楽・麻婆なすなどでおなじみのなすは夏から初秋にかけて食卓に欠かせない野菜となります。淡泊な味わいなので、色んな食材や調味料と組み合わせることができ、様々な魅力を楽しむことができる食材です。
なすをオシャレな洋風の前菜に。和食の定番・焼きなすに生クリームとゼラチンを加えてふわっと軽い食感のムースにしました。おもてなしやパーティーのスターターとして、小さいガラスの器に盛り付けると食卓が華やかになります。ワインが進みそうな一品です。
おばんざいの定番であるなすの冷やし鉢を手軽に作ることができるように麺つゆを使ってアレンジしました。なすと油は相性がいいので、一手間かかりますが一度油で揚げます。こうすることで、なすにコクがプラスされ、お酒との相性が良くなります。
なすの味噌田楽の一般的な作り方は、なすをいったん揚げ油で揚げてから味噌を載せて焼きます。それを今回は、さっぱりと食べられるように、適量の油でじっくりと焼きました。しっかり焼いたなすはとろりとした食感で、優しい甘みの白味噌ともよく合います。
じっくり焼いて柔らかくなったなすを、すっきりとした酸味のドレッシングに漬け込みます。それを新鮮な生野菜に載せればドレッシングいらずで、ボリューム満点のサラダになります。カリカリに炒めたちりめんじゃこが香ばしく、アクセントになっています。
なすは油を使う料理が多いですが、今回はゆでて豚肉といっしょにサラダ仕立てにしました。豚肉でなすを巻いて食べるとボリュームが出て、食べ応えもあります。濃厚なマヨネーズベースのソースをかけましたが、さっぱり食べたい時はポン酢をかけてもいいでしょう。
ホームパーティなどのオードブル、軽くつまめるおつまみに最適です。手が込んでいるように見えますが、焼きなすを細かく切って調味料と混ぜるだけととても簡単。マグロの刺身やスモークサーモンとあえるとボリュームが出て、より複雑な味わいになります。
米なすを焼く際は、油を数回に分けて入れることで余分な油を吸収するのを防ぎます。蓋をして蒸し焼きにすると、少量の油でも中まで柔らかく仕上げることができます。豆腐ソースは、酢とはちみつを混ぜたあっさりとした味わいで、甘いなすとよく合います。
サブジとは、野菜などをたっぷりのスパイスを加えて炒め煮にしたものをいい、インド料理の付け合わせなどでよく登場します。今回は旬のなすとオクラを合わせて夏らしいサブジに仕上げました。クミンは初めに炒めることで、一層香り高くなります。
なすをピザ生地に見立てたアイディア料理。なすの上に特製のトマトソースとハム、チーズを載せてオーブントースターで焼くだけ。なすは淡泊な野菜なので、いくらでも食べられます。トッピングは好みの具材を載せて色んな味を楽しむことができます。
チョップドサラダとは、今注目されているサラダの一種で、具材を全て同じ大きさに切って盛り付けたものです。なす以外の野菜には味が付いていませんが、塩もみをしたなすはドレッシングをよく吸うので、全体を混ぜ合ながら食べると味がなじみます。
なすと豚肉は相性のいい組み合わせなので天ぷらにしてみました。サクッとした衣の中にはジューシーななすと豚肉の香りが閉じこめられています。なすに豚肉をプラスすることでボリュームが出るので、おつまみとしてだけでなく、ご飯のおかずとしても最適です。
なすは油を吸収しやすい食材ですが、炒める前に油を絡めておくと、少量の油でもジューシーになり、色鮮やかに仕上がります。なすと玉子のふんわりとした柔らかさの中に、きくらげの歯応えがアクセントになっていて、XO醤の複雑な味わいが全体をひとつにまとめています。
夏の食卓の定番の焼きなすがトルコ風に大変身しました。濃厚な水切りヨーグルトと数種類のスパイスを混ぜ合わせたソースであえています。レモンの酸味、EVオリーブ油の香りと旨みにスパイスが加わると、爽やかさとオリエンタルな雰囲気が醸し出されます。
油揚げの中には、鶏肉の旨みを吸った柔らかいなす入りの肉味噌が詰まっています。しょうがの風味が爽やかな肉味噌は、しっかりした濃いめの味付けなので、淡泊な油揚げとよく合います。油揚げは、仕上げに焼き色を付けているので、香ばしい香りが食欲を刺激します。
材料も作り方もシンプルですが、ブルーチーズの奥行きのある香りと味が複雑な風味を醸し出します。なすの下に敷いたベーコンは、しっとりした部分とカリッとした部分があるので、飽きずに食べ進むことができます。好みでバゲットを添えてもいいでしょう。
淡泊ななすは、適度な脂身のある豚こま切れ肉やコクのある味噌と炒めると、パンチのある味になります。なすと豚肉は定番の組み合わせですが、仕上げに載せたみょうがの細切りが清涼感をプラスし、味に変化をもたらせます。冷たいビールといっしょに味わって欲しい一品です。
肉質がしっかりしてきめ細かい米なすは、油との相性が抜群です。今回は適量の油でじっくり炒めることで、油っぽくなり過ぎないように仕上げています。なすのステーキには、大根おろしを添えてさっぱりとさせ、アクセントにオニオンチップでコクをプラスしています。
なすはそれ自体の味が主張しないので、どんな調味料ともよく合います。中華料理に欠かせない豆鼓醤は、黒豆を麹で発酵させたものに塩などを加えて調味したもので、豆の香りと濃厚な味が楽しめます。この豆鼓醤を使ってこってりとした炒め物に仕上げました。
油揚げになすを巻いたシンプルな一品です。なす、油揚げともに煮汁をたっぷり含む特徴がある食材なので、麺つゆと水で作った煮汁をじっくり吸わせることで、旨みをアップさせています。好みでごまやしょうが、大葉などをなすといっしょに巻いてもいいでしょう。
集計期間:2024年11月16日〜2024年11月22日